床の下から文系大学院生

関西在住の計量経済学を専攻しているM1文系大学院生

床の下から文系大学院生

就職活動から感じる金融業界の転換

お久しぶりです!

と言っても前過ぎて自分でもびっくりしましたが....

今日はタイトル通り就職活動から感じる金融業界の転換についてお話しさせていただきます。結論から言ってしまえば、金融業界がよりrisk-takingなビジネスに手を出さざるをえない状況になってきているのではないかと感じているということです。

 

マクロ的に動向を見てみると

1)日銀が政策金利を0近辺からマイナスへの誘導+start-upなどの決済系を中心とする進出→これまでの手数料ビジネスが長期的にreplaceされるためよりリスクを取ってリターンを出していく事業への転換が求められていく(SMBCは近年、start-upを取り込む動きを見せている)

2)国内で人口がshrinkしていき、高齢化社会の進展と寿命の伸びから老齢人口が多くなる→個人が貯蓄によるだけでなく、投資をする必要が出てくる

 

そして、実際に就職活動で様々な企業のインターンを見てみると金融系では銀行・証券で投資銀行部門・マーケット部門のものが増えているように感じます。また、資産運用系も勢いを見せています。(金融ではないですが、後継ぎがいないことによる事業承継等M&A関連のビジネスも盛んになってきていると感じます。)

 

これまで決済系のようにtrafficがあれば勝手に儲かるビジネスだけでは成り立たなくなる金融は変革段階にあるのかと感じています。その中で採用方針にも変化が見え始めているのかと感じています。

以上簡単な雑感でした。